本日のブログ担当は永田でございます。
今回も夏の暑さを吹き飛ばせるように、頑張ってブログを更新させて頂きます(笑)。
さて、今回のご依頼はあらゆる広告(ネオン、看板)の製造をしておられる広告のスペシャリスト「旭電工社様」からの調色依頼です。
依頼内容は、大阪の住宅メーカーによる新店舗看板の製作との事。
旭電工社様では、従来からこの住宅メーカーの仕事をされており、弊社でも何度か調色している2液型ウレタン塗料の追加注文です。
使用塗料は、高隠ぺい性ハイソリッドタイプ/アクリルウレタン樹脂塗料「73ラインハイロック」での調色です!
追加注文の場合、前回のデータを保管している為、速やかに調色は出来上がります。
しかし前回のデータ通りに配合してもピッタリとは行かないのが調色の難しさであり、神秘?でもあり、これこそが『職人の腕の見せどころ』なのです!
いかがでしょうか。前回のデータをベースに微調整を施し、見事な出来栄え!(笑)
しかし、いくらデータが有るとはいえ、追加注文の場合にはより高度な調色技術力が必要です。
今回は、腕利きの調色技術者の手により、非常にスピーディに調色作業が終了いたしました。
*2液塗料の場合、硬化剤を添加することで色が変わります。
だから調色を行う場合、必ず硬化剤を添加して色確認をします。
旭電工社様は弊社と目と鼻の先という事で、またまたお邪魔をしてしまいました。(笑;)
今回の2液型アクリルウレタン塗料「73ラインハイロック」は、
主剤と硬化剤の配合比は4:1(重量比)の塗料なので、
写真のようなスケールを使って硬化剤を添加します。
*2液型塗料の主剤と硬化剤の配合比は重量比です。
スケールを使用して正確な配合で塗装を行わなければ塗料の持つ性能を発揮することが出来ません。
さぁ、いよいよ塗装に入ります。
今回は8月で夏真っ盛りということで乾燥の遅い016-2732ハイロックシンナー(盛夏型)
で希釈する事をお勧めしました。
並べられているのは、文字やイラストが切り抜かれたステンレス板とボンデ合板。
これらを脱脂しスプレーガンで塗装します。
捨て吹きから一回目の塗装。
左右へ見事なガン捌きで美しく染められて行きます。
ウレタン塗料はホコリを呼び込みやすい特性を持っている為、床に水を撒くなど注意をして塗装作業をしておらられました。
切り抜いた所にアクリル板を張りこんなに可愛い仕上がりになりました。
現場での設置工事も無事に済み、こんなに素敵に出来上がりました(笑)。
夜になって照明を点けると更に美しく、道路を走る車からも良く目立事でしょう。
今回、見学させて頂いたのは、あらゆる広告(ネオン、看板)の製造を行う広告の
スペシャリスト「旭電工社様」でした。
なお、「調色センター」では、上記と同様の塗料調色はもちろん、さまざまなネオン・看板の調色にもご対応いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。