鮮やかなインクの色に合わせた調色

今回のご依頼は紙にプリントされたインクの見本帳「PANTONE」のカラーナンバー185C!
ご覧のように燃えるような鮮やかなレッド!なのです。

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インクと塗料では成分が異なる他、原色の種類や数、効き具合が違ってくるので
調色作業には長年の経験と「技」が必要となるのです。


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今回はFRPの造型物に塗装という事で2液型ウレタン樹脂塗料のご依頼!
073ライン ハイロックをチョイス!
http://www2.rockpaint.co.jp/home_j/products/car/product/uwanuri/highrockdx.html

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鮮やかなレッドなので濁らせては大変です。少量で調色してみます。 

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いい具合に色が出てきたので早速エアーガンで吹いて確認してみましょう(笑)


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凄い!お見事!ばっちり!ピッタリ!(笑)

今回はあまりにもスムーズに調色作業が終了しましたのでまたまた塗装作業を見学させて頂きました。
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公園の遊具でしょうか?丸みを帯びたリボンのような形をしたFRPの造型物で
1,200mm以上はありそうな大きさです。
表面のゴミやホコリまたは静電気を除去するための脱脂作業です。


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大きい物なのでこのように吊り上げて塗装作業に入ります。
上塗り1回目の塗装

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上塗り2回目の塗装でしっかり色を止めて艶を出して行きます。

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上塗り終了!しっかり艶も出ています(笑)
皆様の近くの公園かテーマパークで会えるかもしれません。


今回指定の色見本帳パントン(Pantone)はアメリカのメーカーで欧米圏で普及し、DTP、ファッション、プロダクト、インテリア、建築と色に関わるあらゆる産業で利用され、そのカラーマッチング・システムが普及しました。
今日の欧米圏では、デザイナー、色に関わる全ての産業、小売業者、メーカーまでが多く利用している見本帳です。

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