今回はゴールドメタリックに塗られた椅子を見本にしての調色です。
■塗料は、35ラインのラッカー。
http://www2.rockpaint.co.jp/home_j/products/car/product/uwanuri/rocklaccer.html
メタリックベースにインドオレンジとフェリックレッドを使って調色します。
■見本に合わせてメタリックベースを選びます。
このベースの選び方ひとつで、色の仕上がり具合が大きく変わってくるので慎重に選びます。
今回は中目のメタリックを選択。
■調色タンクのメタリックベースにインドオレンジとフェリックレッドを
約20%程度を目安に投入していくと徐々に金色に変化していきます。
■地色による影響を考慮して、白紙と鉄板2種類の塗り板に吹き付けて、色目を確認しましょう。
■わずかな差ですが、1回目より2回目、2回目より3回目と確実に見本に近づいてきました。
■いよいよいい感じになってきました。
■さらにレッドを投入して微調整しましょう。
■少し時間がかかりましたが、バッチリ仕上がりました。
■メタリックは、見る角度や位置、光の反射によって印象が異なり、見本があっても合わせるのが非常に難しい色です。
また、メタリックベースの種類は多岐にわたり、塗料メーカーの品揃えにも差があるので、その選択によって仕上がりが変わり、
近似色となる場合もあります。