2013年11月アーカイブ

ホイールに合せた調色

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今回、持ち込まれたのは古い自動車のアルミホイール
表面に艶もなく汚いので同色のシルバーに調色し塗装してクリヤーでピカピカにしたいとの事。

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確かに汚れてますねぇ~
古い自動車のアルミホイールに塗装するのは勿体ない。(個人的主観です)
しかもこの汚れなら!

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コンパウンドで磨いて行けば綺麗になるはず!

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少し粗目のものから初めて徐々に細かくして行くんです!
ただ、今回は中目くらいからで十分かと思います。

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汚れは落ちますが表面に細かいキズが残ります。
これを更に細かい目のコンパウンドで磨いて行くのです。

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サンドペーパーでいう1500番から3000番程度の細かさまで、磨いて行きます。

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ほらっ!
この通り美しく仕上がります。
私の説明にご納得頂き早速、磨いてみるとの事でした。

んっ? 調色塗料、売れませんでしたね(汗;
お客様が喜んでお帰りになられましたから良いでしょう。

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カスタムカーのパーツに合せた調色

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空冷フォルクスワーゲンのリアの部品をお預かりしました。

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FRPの部品のですので柔軟性のウレタン樹脂塗料073ライン『ハイロックDX』を使用します。
エローの原色のように思えますが、原色と言いましても塗料の種類によって
様々な色足があります。

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今回の色もキュートエローをベースにパーマエローと
オーカーと黄色味だけでも3色の原色を使用しております。

色確認、黄色味だけだと鮮やかな色合いで出ています。
濁りを加えて鮮やかさを取っていきます。

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かなり近づいて来ました。
後は、微調整して硬化剤を添加して最終確認です。

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いい感じに上がりました。

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今回はソリッドカラーのエローで一見、簡単な色のように思うのですが
黄色系原色を3色を使ったり、濁らせたりシンプルに見える色ほど
奥が深い物なのです。

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<写真はイメージです>
今回お預かりしたカスタムパーツは、フォルクスワーゲンの中でも珍しい
「バハ・バグ」のリアパーツと思われます。
美しくレストアされて街を走る姿を見てみたいですね!

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